石川県 │金沢駅 <アゼスタ観光地ブログ>

2018.05.21 Monday

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    こんにちは。アゼスタです。
    運動会の練習の声が賑わってきました。
    昔は運動会と言えば秋でしたが、現在は春に行われる学校が多くなっています。
    東京では約9割の学校が5月、6月に行われているそうです。
    気候や、受験、秋に行事が集中しないように、などの理由があるようです。
    クラスで一致団結、競技に取り組んだり応援をしたり。
    当日だけでなく練習をがんばることもプラスになりますね。
    私たち大人も日々日々頑張って参りましょう!

     

    さて、今回は石川県から「金沢駅」をご紹介します。

     

    加賀百万石の城下町金沢。
    約400年前に前田利家公がこの地に城を定め、そのまわりに武士の町、
    商人の町、寺の町などを配し文化が発展。
    今も城下町風情が色濃く残る大都市であります。
    観光地として見どころが多く、美味しいものもあれやこれやたくさん浮かんできますね。

    そのスタート地点となる金沢駅。
    駅そのものも見どころとなっています。

     

    石川県ー金沢駅?_R.jpg

     

    駅構内を見上げますとこのようにガラスとアルミ合金で作られたドームが。
    使用されている強化ガラスは3,019枚、アルミフレームは6,000本も使われています。
    太陽の光や夜はライトアップによって様々な表情を見せてくれます。

     

    石川県ー金沢駅?_R.jpg


    この天井ドームは通称“もてなしドーム”と呼ばれ、
    雨や雪の多い金沢で、訪れる人に差し出された大きな傘を表現しているそうです。
    金沢の方の心意気を感じますね。

     

    石川県ー金沢駅?_R.jpg

     

    外に出ますと、“鼓門(つづみもん)”。
    高さ13.7mの太い2本の柱に支えられえられた門は、
    伝統芸能である能楽・加賀宝生の鼓をイメージしています。
    米松の構造材が使われており、らせん状に組み上げられた柱と、
    緩やかな曲面を描く屋根は、繊細さと堂々たる力強さを併せ持ち、
    駅の顔として金沢で触れる最初の伝統文化といっても過言ではありません。

     

    建築美だけではなく、2本の柱の内部には送水管が通っており、
    ドームの屋根に降った雨水はこの送水管を通り、貯水槽へ送られるようになっているそうです。
    伝統だけではなく、現代に求められているエコも取り入れているのですね。

     

    この鼓門は2005年に完成。
    2011年には、“世界で最も美しい駅14選”の第6位に選ばれています。
    日本の駅では唯一という快挙です。

     

    2015年には北陸新幹線も開通し、ますます元気な金沢の町。
    初めての方も、リピーターの方も、「金沢駅」をぜひ楽しんで下さいね。

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